新しいものを見聞きしても、若い頃ほど感動したり心が踊ったりせず、「あれに似てるなー」とか、「あの作者の系譜だね」とか、「あの曲のサンプリングじゃん」みたいに、これまでの知識と比較をするだけで、体感というよりも分類をしているような、そんな色彩の少ない日々を過ごしている
あんなに楽しかったセックスも、今では手順の決まりきったラジオ体操みたいに感じる。相手が変わっても、これまでのどれかのパターンに当てはまるから、最初から最後まで予定調和の動作を繰り返している、そんな感じ。体を動かせて気持ちは良いけれど、そこにときめきはもちろん、とまどいもない
ボロアパートで息を潜めてやっとの生活。今の楽しみは真夜中にLUUPに乗って野外発展場へ行き、若マッチョ同士がヤッてるのを遠巻きに見つつ、人が来たら合図で教えてあげるという見張り番としての役目を全うする事だけ。ボロボロのカビ臭い布団に顔を隠し、早くお迎えが来てほしいと願いながら床に就く
セルフケアをしている人は他人からも大切に扱われるというのは実際その通りで、丁寧に身体を鍛えているマッチョウケがどんなに「性処理に使われたいっす」と希望しても、結局リスペクトありきで丁重に廻されている。どちらかと言うとガチでオナホ扱いされてるのはだらしない体型のウケ






