
理性で動く軍人が、“優しさ”に敗北する。 ✍️男の娘受けのBL小説を制作中 #鉄屑のカデンツァ 1巻 https://teapawt.net/t.co/3xwwSVxFDU 2巻 https://teapawt.net/t.co/BZI9y6oW8i
日本
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たまに自分が嫌になる
気を抜くと
私はすぐ自分のキャラへの愛、情熱を忘れて
作品を作業的に作ろうとすることがある
早く完成したら早く完成した!って喜んだり
なんだよ、それ
違うだろ、バカ
本当は、完成させることよりも大事なことが、描きたいものがあったはずだろ
悔しい
多くの編集者はまともというか
むしろ健気すぎるぐらい
なんであんなに健気なのかと思ったが
結局あれか
漫画の面白さという人質を取られてるからか
よく編集者は漫画家を
描かざるをえないという業を背負ってるとか表現するけど
漫画家から見ても編集者は面白いものを見たいという業を背負ってるよ
①描きたいもの好き勝手描く
②でも描きたいもの描くだけじゃ面白がって貰えないと気づく
これが商業クリエイターのスタート地点だと思ってる
③そして描きたいもののためにどうやったら面白がってもらえるか、死ぬ気で考える
④技術が身につく
この順番
だから描きたいものがあるってめっちゃ祝福
イツカ「空が今日は綺麗ですねえ。雲はありますけど」
カデン「…ん?ああ。ふっ、空を眺めるのが好きなんてイツカ君らしいね」
イツカ「そうですか?…あ、見てください、あの雲わたあめみたいです!ふふ、わたあめと雲ってどっちが先に生まれたんでしょうね」
カデン「…ふむ?」
イツカ「…いえ、すみません、普通に考えて雲ですね…。ぼくってば何も考えずに喋っちゃって(恥)」
カデン「いや、わからないぞ、我々はその決定的瞬間をこの目で見たわけではないのだから。さて、どうやれば雲が先に生まれたことを証明できるだろうか?」
イツカ「もう!からかわないでください!」
カデン「ははっ。君は可愛いなあ」
イツカ「いーっ!カデンさんのバカ!」
ベルヘド「……カデンってさ、いつもゴーリゴーリ言ってるよな」
カデン「……何の擬音だそれは」
ベルヘド「合理的!合理的!って。なんでそんな合理的に考えられんだよ」
カデン「いきなりだなあ。……まあ、俺にとってはもう、“趣味”みたいなもんなんじゃないか?」
イツカ「趣味……?」
イツカ君が疑問をもった。これには真面目に答えたかった。カデンは少し考えてから、ゆっくりと言葉を選んだ。
カデン「そうだな。
要するに、ぼくは“合理的に考えることで成功した”っていう経験を積みすぎてるんだ。
だからもう、脳の構造がその快感に最適化されてるんだよ」
イツカ「快感……?」
カデン「うん。合理的に考えると“気持ちいい”んだ。
必要があろうがなかろうが、思考が勝手にそっちに向かう。
本来はやらなくてもいい場面でも、つい合理的に考えてしまう。
その“やらなくてもいいのにやってしまう”っていう部分を、ぼくは“趣味”って呼んでるってこと。……この説明でわかるかな?」
ベルヘド「……つまり、変態ってこと?」
カデン「おい💢」
イツカ「えへへ……ちょっと、わかる気がするかもしれません」
イツカ「カデンさんは優しい人です。それに自分優しいです!みたいな人よりカデンみたいな常に自分を疑い続けている人の方が
むしろ誠実だし信用できると思いますよ?」
カデン「…ふーん。じゃ、そうなのかもしれないね」
イツカ「あれ?素直ですね?」
カデン「君の言うことは正しくて…ぼくはいつも負ける。負けっぱなしだ。もうそんなにいじめないでくれないか?」
イツカ「あはは。うーん、嫌です」
カデン「イツカ君〜…」
「……言っておくが、私は『善行』などまったく尊いとは思っていない。
確かに善意という感情そのものは、素晴らしい。だが、それが『行動』になった瞬間、それは評価の対象になる。
この構造の中で『善行』とは、結局のところ理念を見せびらかすためのカードの一種に過ぎない」
「……えっと?」
「要するに私は、状況に応じて『善人っぽいカード』を振り回してるだけの人間だ、ということだ。
ベルヘド、お前に優しくするのは打算だ。寄付をしているのも計算だ。わかったか?」