LINEヤフーがカカクコム争奪戦にトドメを刺しに来た。
先ほど15時半にリリースが出たところによると、今回の最重要論点は「KDDIの協力がないとEQT陣営よりTOB価格が低い」という問題を解消したこと。
KDDIの協力がなくともEQT側の3,682円より18円高い3,700円を提示した。EQT側に応募するインセンティブをこれで完全に潰したことに。
また、本件でおもしろいのはここです。
私もかねてから言及しておりましたが、EQT側の「1円値上げして2週間TOB期間を延ばす延命作戦」が、無為にTOBを長期化させるような、制度の悪用ではないかという点について言及していること。
こんなに明確に批判するんですね。めっちゃ怒ってるんだろうな。
>本日時点で、Kamgras 1公開買付けに係る公開買付期間は合計115営業日もの長期に亘ることが見込まれております。特に、Kamgras 1による直近の二度の公開買付期間の延長は、市場株価に鑑みておよそ投資者の応募判断に影響するとは考えられない公開買付価格の1円値上げを理由として行われているものであり、株主の皆様に対しては、その共同の利益に対して何ら新規の提案もなされず、また、その実現のための道筋も示されないまま、いたずらに時間が経過する不透明かつ不安定な状況となっております。
本日がTOB期限でしたが、またしてもEQTはたった1円だけTOB価格を引き上げて期限延長する延命措置に出ました。
reuters.com/jp/markets/japan…
こうした制度を悪用した遅延行為・害悪ムーブは、東証が厳に指導すべきではないでしょうか。
投資委員会を再度通す時間稼ぎなのでしょう。1ヶ月はやりすぎ。
先週と今週の朝の情報番組「サタプラ」で、バフェット・コードが引用元としてクレジットされました。
日経新聞や書籍やYouTubeでの引用クレジットはこれまでもありましたが、全国地上波は実は初めてになります。
…いや米粒くらい小さいやないかーーいっ
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buffett-code.com/strategy_sa…
注目だったKADOKAWAの夏野社長ですが、なんと59.68%と薄氷での再任。なお去年は90.26%。6年目こそ、成果を出せなければ来年は否決される可能性が極めて高い。
なお総会終盤で、「角川さんが手を挙げてるでしょうが!」って怒号が上がり、五輪問題で辞任に追いやられた角川前会長が質問に立ったんですが、質問している途中で「夏野くん、薄ら笑いを止めなさいっ!」って叱責する場面もあってなかなかの荒れ模様でした。
角川氏に迎え入れられた夏野氏ですが、五輪問題を端緒に現在では絶縁状態になっていると一部で報道されていて、その関係を垣間見た気がします。
「夏野氏らの画策で不当な扱いを受けて追い出された」「今のKADOKAWAは別物になってしまった」と感じる角川氏と、「俺たちの変革はこれからだ」と信じる夏野氏の攻防が続きます。
もっとも、角川氏は創業家と言えど2%ほどしか保有しておらず、プロキシーファイトができるほどのプレゼンスはない。オアシスと時には強調して揺さぶりをかける作戦か。
オアシスが夏野氏の解任を株主提案していましたが、賛成票26.79%で否決されています。オアシスの解任案には賛成しないものの、夏野氏の再任には反対したって人が結構いそう。
経産省出身者らによる、官僚時代の1日再現がおもしろかった。真面目とバラエティのバランスのとり方がうますぎる。
添付動画は、官僚が政治家の祝辞などの下書きを書いて局長がレビューするみたいな、よくある霞が関タスクをラブレターで再現してみた一幕。
素案の段階で「あれ?結構いいんじゃない?」と思えたのですが、局長役から「ここ削除」「これ要らない」ってバッサバッサとレビューが入ってしまう。「え、そんなにやって大丈夫?情緒的なラブレターが損なわれるのでは?」と思いきや、むしろもっと良くなってるっていうアハ体験ができます。
官僚すごい(小並感)
市場予測をはるかに上回る決算を出して、今週株価急騰中の山洋電気ですが、約16%の株式を保有するあのストラテジックキャピタルが4/16に出した株主提案と「山洋電気の株主価値向上に向けて」のキャンペーンページが教科書になるレベルでよくできている。というか、お手本にしたいようなトレードです。
山洋電気はAI銘柄ど真ん中。「ハイエンドAIサーバの冷却ファン」という、一般には地味すぎる領域で存在感のあった会社です。
山洋電気は「より性能の高いファン」、または、「同性能でもより信頼性の高いファン」、を競合より高い価格で提供する戦略を徹底していて、価格決定力がある。事実、営業利益率は20%と高く推移しており、全社利益の6〜8割を占めている。
これまでは「たかが冷却ファン」という立ち位置でしたが、AIの過熱により状況が一変。世界中でAIサーバへの投資が加熱した結果、一台あたりが大変高価なサーバをいかに故障させないかが重要になってきました。その結果、「たかがファン」が「サーバの寿命と性能を左右する存在」に様変わりしました。サーバ全体のコストに対してファンの価格は微差なので、品質で他社を凌駕する山洋電気のハイエンド冷却ファンへの需要が爆発している、というカラクリです。
それほどに有望で確かなビジネスをしている山洋電気ですが、株価が低すぎるとSCは主張します。理由は3つの「低い」。
①事業の魅力を知られていない、知らせようと努めていない
②資本効率への意識が低い。「借入は金利を取られるのが嫌」
③流動性が低い。単元株が高い
こうした状況はガバナンスの問題と整理することができ、エンゲージメントで打破したい考えのようです。
事業は素晴らしいにも関わらず、資本効率やガバナンスに問題があって株主価値が十分に顕在化していない会社を見つけて投資をし、株主として外圧で課題解決にあたる。
その好例だと思いましたのでご紹介しました。
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毎度思うんですが、本当に1人あたり参加費3万円くらいお金取っていい内容なんですよね(ゲストが!)。










