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東京都渋谷区
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【完璧の代わりに、なにを置き忘れたのか】
"ふと、日本のことを考える。僕らはいつのまにか、完璧を目指すあまり、人間らしさを後回しにしていないだろうか。効率や生産性を上げることは得意になった。けれど、つかれを癒す時間、立ち止まる余白、語り合う場を、どこかに置き忘れてしまったのかも。
ワークライフバランスや、ウエルビーイング、サードプレイスといったワードが、声高に叫ばれている現状こそ、それを表しているだろう。
一方、ポルトガルの人たちはどうだろう。彼らは間違うことを恐れない。役所の窓口なんかでも、毎回担当者によって話が異なることもしばしば。「そのままでいい」と受け止める包容力がある。
きっとそれは、長い歴史の中で、多くの喪失を経験してきたからなのかもしれない。
大きな喪失を乗り越えるたびに、人は優しくなった。
この国の人たちを見ていると、生きるということが、もっとシンプルでいいのだと思えてくる。食べる、働く、笑う、話す。それだけで、一日は十分に満ちている。だから、ここでは「もっと」があまり聞こえてこない。”
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【言葉だけでなく、行動で証明したい】
"私はこれまで、自分が可愛いか可愛くないかは、何をするにしても無関係だと思って生きてきた。
ところがどっこい、世の中ではどうやら「関係大有り」らしい。
自分の身に起こる出来事も、日々の振る舞いも、その全てに顔が関係してくると思い込んでいる人がいる。
その事実が、私にとっては衝撃だった。
もちろん、見た目がよければ得することもあるだろう。
生きやすく、息がしやすくなることもわかっている。
それでも、こんなにも多くの人が見た目に縛られ、悩んでいることを知って、心底悲しくなった。
顔が全てではない。
いや、そう思っていたい。
私はこの時、「顔がどうであれ、できないことなんて何一つないのだ」と、言葉だけでなく行動で証明したくなった。
「私にできることをしよう」と思ったのを覚えている。
今もこの気持ちを大事にしている。”
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『「自分が欲しかった言葉」をプレゼント!』
“当たり前ですが、基本的には全人類が人生1周目なので、過ぎ去りし過去に後悔はつきものです。みんな失敗したくないから先人の知恵を借りたがるし、正解がないからこそ先人の言葉をよすがにします。
「こういう情報が欲しかった」
「こういう言葉をかけられたかった」
「こういうふうに思えたらよかった」
精いっぱい生きていても、振り返ればそう思うことは多いですよね。今さらそんなことをウジウジ掘り返しても遅いかもしれないけど、同じような立場に置かれていたり、当事者として悩んでいる読者はまだ間に合います。
まだ救えるんです!”
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【「かわいい」を、判断基準の真ん中に置く】
"ポルトガルで暮らしていると、「それ、かわいいね」という言葉を本当によく耳にする。子どもに対してだけではない。古い看板、少し歪んだ椅子、色あせた服、花柄のエプロンをつけたおばあちゃん。彼らは、迷いなく「かわいい」と言う。
そして「かわいい」の判断の前には基準や理由はないのがおもしろい。とにかくなんでも「かわいい」を見つける。ポルトガルでは、とにかくまず「かわいい」「好き」があり、理由は後からついてくるか、つかないままでもいい。
かわいいというのは、対象を"赦す”という態度でもある。正確、完璧でくていい、揃っていなくてもいい、少し古くても美しい。こうやって日常のあらゆるものを赦すことは、同時に、自分自身を赦すことにも繋がるのではないだろうか。
人は、自分に厳しすぎると幸福になれない。でも、「かわいい」という視点を持つと、不完全なままでも前に進める。ポルトガルの街に漂う「かわいい」は、人生を少し軽やかにしてくれる魔法の言葉かも?
生活の中にある小さなゆらぎをそのまま愛せる力。完璧であることよりも、愛嬌があることを大切にする心。その価値観が、この国の穏やかな幸福の空気感をつくり出している。「かわいい」は、単なる形容詞ではなく、確かな幸福の技術。”
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【嫉妬心の構造】
"「勘違いブス」「ブスのくせに」と言われることに関しては、予想はついていた。
人によって捉え方はそれぞれ。
事実なのかもしれないし、そう思ったのなら仕方がない。
人の嫉妬心は、「自分もできるはずなのに」と思つたところから芽生えたりする。
きっと彼らは、自分より努力していない(ように見える)私が、表に立って、やりたいことを叶えていく姿が気に食わないのだろう。
自分の見た目に固執しすぎると、他人のことも同じような物差しで測ってしまうようになる。
「どうしてあの人は自分を磨く努力もせず、モデルなんかをやっているのか。私はこんなに頑張っているのに」
そんな感情から、「ブスのくせに」「勘違いブス」と、否定の言葉で攻撃をするようになる。”
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【読まれるためには恥をかき捨てよ!】
“わたしはみんなの文章を読み、その場で添削をするようなお仕事もしているのですが、その内容が後日レポート記事になったとき、「記事を1000本書いたライターが教える!読まれるエッセイの書き方」みたいなタイトルになっていて「何を偉そうにドヤ顔で語ってんねん!!」と赤面したくなるのですが、「なんかすごそう」が全面に出ているぶん、明らかに多くの人に読まれているんですよね。
わたし自身も、「ただのライターが教える!読まれるエッセイの書き方」よりも読まれることはわかっているので、恥を忍んでタイトルにOKを出しています。
読まれるためには恥をかき捨てるのだ。”
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