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東京 港区
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▶ 航空機の事故率は、着実に下がってきた。
同じ「失敗」でも、学べない現場があるのはなぜか。
■ 「失敗」を科学した航空業界
航空機に搭載されるブラックボックスは、事故の原因究明のための装置です。
IATAの調査では、2020年の事故発生率は100万フライトに1.71件。2011〜2015年の平均(2.24件)より着実に改善しています。
失敗のデータを徹底的に分析し、次に活かす。それが事故率を下げてきた理由です。
■ 一方、同じ「失敗」に向き合えなかった現場
・2005年のイギリスの調査では、医療過誤や設備の不備により、患者の10人に1人が死亡などの健康被害を受けていた
・DNA鑑定で犯罪現場の体液が別人のものと分かっても、冤罪被害者の釈放まで6年かかった
・効果がない、むしろ再犯率を高めるとデータが示した「スケアード・ストレート」(非行少年に刑務所の恐怖を体験させる更生プログラム)が、称賛され採用され続けた
■ 差を生んだのは「失敗への対処」
失敗を否認する。当事者に罰を与えて終わらせる。データより、感情に訴える「物語」を重んじる。
『失敗の科学(原題:Black Box Thinking)』を、宮田文机 @BunkiMiyata 氏が書評しました。
あなたの組織は、失敗をどう扱っていますか?
▼ 書評はこちら
data.wingarc.com/black-box-t…
#データのじかん #書評 #失敗の科学 #組織論
▶「新しい遊具を入れ続けなければ、遊園地は生き残れない」は、本当か。
■ 巨大コースターも、人気キャラもない
1957年開園、太宰府天満宮の境内にあるだざいふ遊園地 @dazaifu_yuenchi。
並ぶのは、小さな子どもでも安心して乗れる懐かしい遊具です。県内の遊園地が次々と姿を消すなか、年間約16万人が訪れています。
■ 経営危機もコロナ禍も乗り越えた
約20年前の大型投資のあとも、経営環境は厳しいまま。2020年4月には、石坂誠治園長の着任直後に休園に追い込まれました。
そこで社員たちが約1年かけて選んだのが、「三世代ファミリーが楽しい気持ちになる遊園地」という一文でした。
■ 記憶に残るのは、遊具ではなく「人」
遊具の運行や案内を担うのは、定年後に働き始めた60代・70代のスタッフも多く、祖父母が孫を見守るような接客が特徴です。
海外向けの広告をしていないのに、外国人来園者はコロナ禍前の約1%から約5%に増えました。
■ 守ってきたのは、遊具ではなかった
子どもを中心に家族が過ごす時間と、それが何十年も積み重なる「思い出の場所」。
遊園地は娯楽施設であると同時に、まちの「信頼インフラ」でもあるのかもしれません。
あなたの街の、変わらずに残ってほしい場所は?
▼ 記事はこちら
data.wingarc.com/dazaifu-par…
#データのじかん #だざいふ遊園地 #太宰府 #まちづくり
▶「西山朋佳さんって、前からプロ棋士じゃなかったの?」
実は「女流棋士」と「棋士」は、別の制度でした。
■ 2026年10月26日、将棋界に歴史的ニュース
女流棋士の西山朋佳 @TMK_0627 さんが、史上初の女性「棋士」になることが決まりました。
白玲を通算5期獲得して「クイーン白玲」の資格を得て、フリークラス棋士への編入資格を行使。2027年4月1日付で四段、棋士番号356として活動を開始します。
■ 「女流棋士」は、女性の棋士ではない
2つは、同じ資格の男女別名称ではなく、そもそも別の制度です。
棋士の制度に性別制限はなく、女性でも条件を満たせばなれます。一方、女流棋士は女性だけを対象にした別の制度です。
■ 棋士への道は、男女問わず極めて狭き門
奨励会から三段リーグへ進み、半年間のリーグ戦で原則上位2人だけが四段に。しかも26歳までという年齢制限もあります。
西山さんは2019年度後期の三段リーグで14勝4敗(勝率約78%)。それでも3人が並んだ末の3位で、昇段を逃しました。
■ 「0」が「1」になった意味
女性棋士がこれまでいなかったのは、実力差だけでは説明できません。競技人口や環境、進路の選択肢、選抜制度。そうした背景が少しずつ変わり、ついに0が1になりました。
▼ 記事はこちら
data.wingarc.com/rabbit-news…
#データのじかん #将棋 #西山朋佳 #女流棋士
▶ 無料で配ったら、信頼を失った。
中国の自動運転が陥った「無料のものはダメ」という落とし穴。
■ 搭載率70%超、でも使われない
2026年上半期、中国の新車における自動運転機能の搭載率は70%を突破しました。
高級車限定だった運転支援システムが、大衆車にまで無料・低価格で行き渡った結果です。
ところがユーザー調査では「頻繁に使う」は31%にとどまり、20%は「怖くて使えない」と回答しています。
■ 無料が招いた負のスパイラル
急ブレーキや不自然な車線変更で体験が悪化すると、「やはり無料のものはダメだ」と見切られてしまう。
使われなければ運転データが還流せず、モデルの進化が遅れ、さらにユーザーが離れる。
自動運転で先頭をいく中国が、この負のスパイラルに陥りました。
■ 中国政府とメーカーの次の一手
2026年に初の「強制国家標準」を公示し、事故時の責任の所在を明確化、データ記録システムの搭載を義務化。
メーカーも事故の責任を負う補償プログラムを打ち出し、下半期には「責任補償」のコストを織り込んだ値上げに動くといいます。
最先端の技術は、社会実装して初めて成否がわかる。
信頼は、無料では買えないのかもしれません。
▼ 記事はこちら(日産の提携先Wayveの技術解説も)
data.wingarc.com/physical-ai…
#データのじかん #フィジカルAI #自動運転 #中国
▶ 災害時に必要なのは「切れ目のない情報の流れ」と「個人も発信できる仕組み」。
ならば、国がつくるべきは"災害用のX"かもしれない。
■ 熊本地震で、Xを検索してみた
7月28日、熊本県で最大震度7の地震が発生。
その後Xで「熊本地震」を検索すると、「話題のポスト」の4番目には政権批判の動画リンク。「最新」のトップは個人の義援金振込報告でした。
行政や県警の投稿はあっても、多くの投稿に埋もれています。
■ 「目で見えるラジオ」はなぜ消えたのか
阪神・淡路大震災を6歳で経験した新田浩之 @karlovyexpress 氏は、ラジオの強みを「切れることのない有益な情報の垂れ流し」と「新しい情報の挿入のしやすさ」と振り返ります。
その弱点を補ったのが、2011年のTwitter。
しかし2023年のAPI有料化でbotが運用しづらくなり、災害情報を流し続ける仕組みが失われた、と指摘します。
■ 提言
ラジオの強みを備え、個人も発信でき、目で見て確認できる。
そんな災害用の情報発信ツールを、国主導でつくるべきではないか。
あなたは、どう思いますか?
▼ 記事はこちら
data.wingarc.com/dxnamamonoi…
#データのじかん #DXNamamonoinformation #防災 #熊本地震
▶ ロシアの人口性比が著しく低い背景には、
「お酒」があった
人口の男女比は、なぜおおよそ1対1になるのか。
国別に見ると、その偏りから各国の事情が見えてきます。
■ なぜ1対1に収斂するのか
1930年に進化生物学者フィッシャーが示した「フィッシャーの原理」。
どちらかの性が少なくなると、少ない性を産みやすい遺伝子が有利になり、性比は1対1に近づきます。
世界全体では、60年間で人口が約2.5倍に増えても、人口性比はほとんど変わっていません。
■ ところが、国別に見ると
・ロシア:世界有数のアルコール消費国。成人男性の摂取量の多さが課題で、男性の平均寿命は2019年時点で68歳。こうした要因から人口性比が著しく低い
・パキスタン、バングラデシュ、ナイジェリア(1950年代):女性への搾取・弾圧、産み分けや虐待死などが背景で、人口性比が非常に高かった
・インド、中国(2010年時点):少子化への転換が遅く、男性人口のほうが多い
・日本:女性の平均寿命が長く、人口性比は94.8(2020年2月)。100歳以上では16と、男性は女性の約6分の1
※人口性比=女性100人に対する男性の数
一見ニュートラルな数字が、その国の社会の姿を映す鏡になっている。
あなたの身近な「当たり前」も、データで確かめてみませんか?
data.wingarc.com/male-female…
#データのじかん #人口統計 #ジェンダー #データ分析 #世界統計
▶ 分身する魔獣、本物はどれ?
ヒントは「足音」と「地面の硬さ」だった
データを調べる前に、まず仮説を立てる。
冒険マンガで学ぶデータ活用『データワールド』第8話を公開しました。
■ 第8話「魔獣の本体、仮説で見抜け」
・倒しても次々と分身するフンババ
・ゼロは足音の「差分」に気づき、地面の硬さに目を向ける
・データの精霊プティに調べてもらい、仮説を確かめにいく
・さらに森では、別の異変も起きていて…
■ 見どころ
現場の小さな違和感を、仮説に変える。
物語を読むだけで、データ活用の第一歩が見えてきます。
岡野 純 @jun0424 氏が描くこの冒険は、野島 光太郎 @KotaroNojima 氏の企画・監修、尾﨑 元 @HajimeOzaki_LR 氏の解説・アートディレクションでお届けしています。
実務の視点で読み解く解説記事は11月22日公開予定です。
感想や「うちの現場も同じ」というエピソードは、#データワールド をつけて @dataworld_comic へ。
data.wingarc.com/dataworld-e…
#データのじかん #データ活用 #マンガ #データワールド
▶ 先週のデータのじかん、3本まとめ。
「自分の声で歌うAI」
「無料でYouTube翻訳」
「"学歴厨"の正体」
■ 【AI】自分の声で歌う曲を、AIで2時間で作ってみた
・音楽生成AI「Suno」の新機能で、歌えなくても自分の声で楽曲に
・8回歌い直して、特撮ヒーロー風と報道番組風の2パターンが完成
■ 【AI】AI初心者がGeminiでYouTube分析に挑戦
・1969年のBBC英語ドキュメンタリー(約53分)を翻訳・要約
・すべて無料。一部に誤りも、その点まで正直に検証
■ 【社会】「学歴厨」はなぜ生まれるのか
・学歴社会は「古い」59.9%、でも「必要」は71%
・元"マイルド学歴厨"の新田浩之 @karlovyexpress 氏が、実体験とデータで読み解く
あなたが一番気になるのは、どの1本?
data.wingarc.com/datatimes_n…
#データのじかん #生成AI #Suno #Gemini #学歴の暴力最終講義ツアー
▶ 日本語を一言混ぜた途端、
AIの英語がおかしくなった
"英会話学校不要論"まで飛び出した新音声AI「GPT-Live」。 TOEIC730点(一応)のライターが、何の前提知識もなく英会話練習を試してみました。
■ 検証で見えた落とし穴
・日本語でコメントしてもらうと、AIの英語の発音がイマイチに
・最初から英語で頼むと、打って変わって美しい英語に ・最後に日本語で講評を頼むと、英語なまりの日本語が返ってきた!
■ 結論
コツは「下手でもいいからオールイングリッシュ」。 ただし、ある程度の英語力がないと厳しいという実感も。
■ ポイント
・OpenAI @OpenAI の「GPT-Live」は無料で始められる
・声は9種類から選択可能
・無料版は軽量版「GPT-Live-1 mini」
これを体当たりで試した新田浩之 @karlovyexpress 氏の実録レポートです。 あなたなら、最初の一言を何語で話しかけますか?
data.wingarc.com/dxnamamonoi…
#データのじかん #GPTLive #ChatGPT #英会話 #DXNamamonoinformation
▶AIで作ったのに、なぜか仕事が増えている。
■「とりあえずAIで」の落とし穴
プレゼン資料も、分析も、文章も。
AIのおかげで“それっぽいもの”は誰でも一瞬で作れる時代になりました。
でも、間違いやズレを確認するのは人間の仕事。
担当者や専門家の目には役に立たない“デジタルゴミ”が、現場の負担を増やしています。
■AIを武器にする人、振り回される人
いま、ビジネスパーソンの二極化が進んでいます。
同じAIを使っても、なぜここまで差がつくのか。
■答えは、この1冊に
書評1本勝負。マスクド・アナライズ @maskedanl 氏が、清水久三子氏著の『AIが化ける問題解決の全技術』(技術評論社 @gihyojp)を読み解きます。
✔ AIを使っているのに、成果が出ない
✔ AIの成果物に不満がある
✔ そのまま使えず、困っている
ひとつでも当てはまるなら、必読です。
data.wingarc.com/book-review…
#AI活用 #生成AI #問題解決 #書評 #データのじかん
▶ GMO→位置情報ソフトの会社→ヤフー→ZOZO。
キャリアの決め手は、いつも「面白そう」だった。
商学部出身・文系の薄田祐大さん。学生時代に読んだ『統計学が最強の学問である』をきっかけに、独学でデータを学び始めました。
■ 人事データから、より大きなデータの世界へ
GMOで人事データ → 位置情報系ソフトウェア企業で国勢調査などのデータ → ヤフーで広告効果測定 → ZOZOへ出向し、MLOpsエンジニアとしてAPIサーバ運用へ。
扱う規模が大きいほど「ブレが小さくなるような気がして」。そんな直感を頼りに、キャリアを広げてきました。
■ 育休中の時間で、新サービス「Queria」を開発
ブラウザからSQLでオープンデータを分析できるサービス。
「オープンデータは、使うたびに加工とメンテナンスが必要」という長年の課題感から、DuckLakeとDuckDBの記事との出会いで形になりました。
■ 「データは本来、面白いもの」
茨城・つくばの森で、パエリアを囲みながら聞いたユニークなキャリアの軌跡。
「データ界隈100人カイギ」発、新企画「パエリアをつまみにキャリアを語りませんか?」第1弾。
data.wingarc.com/paella-care…
#データのじかん #キャリア #データ界隈100人カイギ #オープンデータ #データエンジニア
▶ そろばんも、囲碁も、構造は「デジタル」だった。
「紙=アナログ、電子=デジタル」だと思っていませんか?
デジタルとアナログの違いは、媒体ではなく“データの構造”の話。
・アナログ:連続的なデータを扱う(例:針の角度で時間を表すアナログ時計)
・デジタル:段階的なデータを扱う(例:数字を段階的に表すそろばん)
■ 語源を知ると一発でわかる
・デジタル=ラテン語で「指」。指で数える=バラバラの数
・アナログ=ギリシャ語で「比例」。並べると似ている=連続性
■ メリット・デメリットも対照的
・デジタル:正確で劣化しにくく、コピーでも劣化しない。ただし、何らかの原因で再生不能になることがある
・アナログ:情報量が多く表現が豊か。ただし劣化しやすい。一方で、全部が飛ぶことは稀で、部分的に修復できることも多い
■ DXの現場でよく聞く、あの言葉も
「アナログ人間」「アナログな判断」。比喩としての使われ方も整理しています。
どちらが優れているかではなく、用途で使い分ける。
あなたは、そろばんをデジタルだと即答できましたか?
data.wingarc.com/digital-and…
#データのじかん #デジタルとアナログ #DX #データ活用 #今さら聞けない
▶ 1969年のBBCドキュメンタリー(53分)を、
無料のGeminiで日本語に。
精度は“読むに耐える”レベルだった。
「YouTubeを分析するならGemini」というXの投稿は本当なのか。
ライターの新田浩之 @karlovyexpress 氏が、AI初心者の立場で Gemini(@GeminiApp)と YouTube(@YouTube)の連携を実際に試しました。
■ 試したこと
・視聴履歴をもとにした映画のおすすめ
・BBC「Whicker's World」(1969年・53分)の英→日翻訳
・同動画の要約と注目ポイントの抽出
■ わかったこと
・翻訳は、部分的に確認してもおおむね正確
・要約は一部誤りあり
・事前設定が必須。最初は映画のおすすめがうまくいかず、YouTube側で検索履歴の保存もオンにして解決
・今回の方法はすべて無料
■ 注意点
翻訳・要約を頼むたびに、動画リンクを送る必要があります。
外国研究・外国分析にAIが欠かせなくなる日は近いのか。
data.wingarc.com/dxnamamonoi…
#データのじかん #Gemini #YouTube #生成AI #DXNamamonoinformation
▶ 手拍子アカペラ8テイク、制作約2時間。
鼻歌から“戦隊ヒーローのOP”が完成した。
音楽生成AI「Suno(@suno)」に3月に追加された新機能「Voices」。
自分の声を録音してAIに覚えさせると、歌唱力に関係なく、自分が歌っているような楽曲が生成できます。
■ 何が変わった?
・これまでの“AI然”とした架空の歌手ではなく、自分の声で歌わせられる
・鼻歌レベルでも、音楽として成立するところまで底上げ
・無課金ユーザーでもこの機能は使える
■ 実際にやってみた
ChatGPTに相談したプロンプトを入れて作成ボタンを押すと、1分足らずで楽曲が出力。
「戦隊ヒーローOP風」と「報道番組風」の2パターンが完成しました。
■ そして見えた新しい悩み
作れる時代の課題は「どこで完成とするか」。
連載「ちょびっとラビット耳よりラピッドニュース」#080
あなたなら、どちらのテーマソングを選びますか?
data.wingarc.com/rabbit-news…
#データのじかん #Suno #生成AI #AI作曲 #ちょびっとラビット
▶勉強はできたのに、学校では評価されなかった。
その鬱憤が「学歴厨」を生むのでは?
SNSで議論を呼び続ける「学歴厨」。叩いて終わりにせず、"生まれるメカニズム"を考えた記事です。元"マイルド学歴厨"の新田浩之 @karlovyexpress 氏が、自身の経験とデータから迫ります。
■ 「学歴」の現在地(Job総研・社会人310人調査)
・学校選びで学歴を意識した:66.8%
・学歴はキャリアに関係すると思う:81.9%
・学歴社会は必要:71% / 価値観は古い:59.9%
■ スクールカーストでは「学力」は何位?
・男子の序列化の理由は、小学校では運動能力42.9%に対し学力は10.7%
・中学では学力が30.0%で第2位に浮上
■ 筆者の仮説
勉強はできても、体育が苦手で外向的でない。そんな人が、学校社会で評価されない経験を経て学歴厨になりやすいのでは。ただし証明には、学歴重視派の学校生活を調べる調査が必要としています。
嫌うだけでなく、生み出す構造を知る。
data.wingarc.com/gakureki-ca…
#学歴厨 #スクールカースト #学歴 #教育 #データのじかん
▶生成AIは、人間のように「意味」を理解していない。
AIが出す答えは、すべて「値」でしかない。
人間とコンピュータの関係を研究してきた、武庫川女子大学社会情報学部長の鯵坂恒夫教授が語る「AIの本当の姿」(2023年取材)。聞き手は野島光太郎 @KotaroNojima 氏です。
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■ 教授が語るAIの本質
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・人間は文法と語彙を駆使して言葉を使う。一方、生成AIは単語の生起確率だけで文章を組み立てている
・思考の型も違う。人間は「一般化」(トップダウン)、AIは「典型化」(ボトムアップ)
・だから「協調」「共生」を考えるより、道具としていかに使うかを考えるべき
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■ ボトムアップの探索力は、創薬で生きる
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膨大なデータを高速で処理するAIの強みは、人間には追いきれなかった問題に答えを出せること。教授は創薬への活用に期待を寄せます。
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■ 気をつけたいのは「思考停止」
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・回答をそのまま受け取るのは「コピペの時代と変わらない」
・プロンプトを変える、紙の文献に当たるなど、比較のプロセスが欠かせない
・懸念は、AI的な言語の扱いが多数派になり、人間の五感と言語が築いてきた「意味」が衰退すること
AIを"分かったつもり"で使っていないか。
#データのじかん #生成AI #AIの本質
data.wingarc.com/tsuneo-ajis…
▶「備蓄しなきゃ」と思いながら、
気づけばNetflixを開いている。
それは個人の怠惰ではなく、構造の問題かもしれない。
2月下旬に始まったホルムズ海峡の封鎖が続く中、記事の筆者はニュースを見るたびに備蓄を考えながらも、目の前のことに追われ、GWの行き先を検索していたといいます。「長い目で見ればどうすべきか分かっているのに動けない」。その感覚の正体を、「長期主義(ロングターミズム)」から読み解きます。
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■ 学術版とテック版、中身はほぼ正反対
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・オックスフォード大の哲学者マッカスキルらの長期主義は「リスクを回避して現状を守る」思想。将来世代の利益を現在と同等に重視する
・イーロン・マスクらシリコンバレー流は「リスクを取って未来を作る」思想
・同じ「長期」という言葉でも、出発点も姿勢も大きく異なる
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■ なぜ現代人は短期志向になるのか
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・SNSのアルゴリズムは「いいね」「シェア」など即時の反応を最大化する設計。投稿の賞味期限は数時間〜数日
・上場企業は四半期ごとに評価され、長期の研究開発や人材育成が削られやすい
・個々の合理性が集まると非合理になる「合成の誤謬」が、文明規模で起きているとも言える
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■ 長期主義は「今を犠牲にする思想」ではない
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渋沢栄一の「論語と算盤」、稲盛和夫の「利他の心」。日本にも精神的に近い系譜があります。核心は禁欲ではなく、「今の意思決定の射程を広げる」こと。タイパを意識しながら、時折、長い時間軸で立ち位置を確認することは両立できる、と記事は説きます。
マッカスキルの問いかけは、「あなたでなくて、誰にできるだろう? 今でなくて、いつできるだろう?」
タイパを追う日々の中で、たまに立ち止まって考えてみませんか。
#データのじかん #長期主義 #ロングターミズム #データと社会
data.wingarc.com/longtermism…
▶夏の甲子園、いちばん危ないのは球児ではなく
「スタンド」かもしれない。
7回制か、ドームか。SNSの議論が熱を帯びる中、新田浩之 @karlovyexpress 氏が、あえて帽子もタオルも持たずに甲子園へ。屋根のない外野席で「体当たり検証」しました。
予報は最高気温32度。手持ちの温度計は34度を示し、40分ほどで球場を出た帰り道には頭が痛くなったといいます。
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■ 記事のポイント
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・厚労省の基準に照らすと、真夏の高校野球をめぐる環境は厳しい
・「ドームでやればいい」が難しい理由は、甲子園の使用料と100年の歴史にあった
・外野席は狭く、気分が悪くても席を立ちにくい。つい我慢してしまう構造
・2026年8月5〜14日の熱中症疑いは、選手9件、観客の救護室受診82件(いずれも前年より減少)
・2028年には、銀傘がアルプス席まで拡張される予定
球児だけでなく、応援団や観客のケアも考える。議論を「空中戦」で終わらせないための現地レポートです。
#甲子園 #高校野球 #熱中症 #生情報取材班 #データのじかん
data.wingarc.com/liveinforma…
▶踊るロボットはバズる。でも、現場は動かない。
「フィジカルAIで日本の製造業が復活」
「ロボットで人手不足を解消」
そんな理想論で終わらせない一冊を、覆面AIコンサルタントのマスクド・アナライズ @maskedanl 氏が"一本勝負"でジャッジ。
取り上げたのは、日立製作所 @Hitachi_Japan のAI CoEが監修した『実践 フィジカルAIの教科書』。
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■ 注目ポイント
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・ロボット基盤モデル(VLA)や世界基盤モデルの仕組みを体系的に解説
・ロボットの誤動作は設備破損や人身事故に直結。「フィジカルハルシネーション」への安全設計まで網羅
・設備保全、物流倉庫、鉄道、電力など日立グループの現場事例が満載
・狙いは「人をAIに置き換える」ことではなく「人を支える」こと
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■ こんな人に読んでほしい
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✔ フィジカルAIを話題で終わらせず、自社で活用したい方
✔ ロボット基盤モデルなど、技術の仕組みを理解したい方
✔ 製造・物流・社会インフラの現場でAI活用を進めたい方
#フィジカルAI #AI #DX #書評 #データのじかん
data.wingarc.com/book-review…
▶ 国、トヨタ、大和ハウス。
立場の違う3人が、同じ90分で「AIの現実解」を語る。
AIを入れる企業は増えた。
でも、成果を分けるのはAIそのものだけじゃない。
データの品質、活用基盤、組織で生かす仕組み。
「攻め」と「守り」の両方が問われています。
■ 基調講演に登壇する3人
・IPA 津田通隆 @MichitakaTsuda 氏
データマネジメントの視点で、AI時代のデータの捉え方を語る
・トヨタ自動車 山室直樹氏
AIガバナンスと信頼リスク、サプライチェーンのセキュリティ
・大和ハウス工業 川口正起氏
約40年、情報システムを担ってきた立場からデジタル変革を語る
■ 開催概要
📅 2026年10月21日(水)10:00〜
📍 ザ・プリンス パークタワー東京
💴 参加無料(事前登録制)
主催:ウイングアーク1st @WingArc
イベント後半にはデータ活用の優れた取り組みを表彰する「Empower Data Award」も。
詳しい見どころはこちら👇
data.wingarc.com/updatanow26…
#UpdataNOW26 #データリアリズム #データのじかん