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【2026年度KUNILABO人文学学位論文出版助成募集】
KUNILABOでは、今年度も出版助成を募集します。助成対象となった論文は勁草書房様より「KUNILABO人文学叢書」として刊行されます。応募締切は2026年8月末日。みなさま、奮ってご応募下さい。
詳細はリンク先をご覧下さい。
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10月23日は長島皓平先生の「アガンベンの政治哲学入門──『ホモ・サケル』から脱構成へ」第2回でした。今回は、アガンベンのオイコノミア論である『王国と栄光』について、何が問題とされ、どのような新たな見地に至ったのか、フーコーの統治性論やシュミットの政治神学、ペーターゾンの政治神学批判
を補助線としながら、丁寧に解説されました。主権と統治を両極とする統治機械、しかし、両極の間の非接合から浮かび上がる「統治されざるもの」(Ingovernabile)の議論が、現代思想でもホットなトピックということで非常に興味深かったです。
次回11月27日は、第三回「統治不可能な生の形式──『身体の使用』を読む」を予定しています。本講座は見逃し配信もありますので、これからのご参加も大歓迎です。
peatix.com/event/5089671
10月22日は「ウィトゲンシュタイン『哲学探究』を(あなたの自叙伝として)読む」第3回でした。今回は、『哲学探究』第四章「理想と哲学―『論考』の論理観の解体と新しい哲学像」(89-133)の(e)新しい哲学の目的と方法(130-133)のうち、132節と133節を読みました。
(たしかに、何かについて[ここでは「日常的に用いている言語形式」を指しているのですが…]「見渡す」とは、常に何かを「捨象する」こととセットであることを考えると、その2つを同一の単語で表現可能とした言語の味わい深さが感じられるな、、と個人的にも思った次第でした。。)
次回は、第4回11月12日、引き続き『哲学探究』を読んでいきます。本講座は見逃し配信もありますので、これからのご参加も大歓迎です。
peatix.com/event/5091128
10月21日は榮福真穂先生の「スピノザ入門」第2回でした。今回は『エチカ』についてでした。スピノザは「独立して存在するもの」を「実体(substantia)」(神=宇宙全体)として、それ以外の個体は他のものと依存し合いながら存在するために、それ以外の個体を「様態(modus)」として措定しました。
実体と様態は別個のものではなく、前者が様態化(modificatio)したものが後者になる。以上のような基本的な術語などを踏まえながら、『エチカ』の目的である「人間精神とその最高の至福についての認識」を初学者にも理解できるように講義が行われました。
次回11月18日は、第3回「宗教と政治――『神学・政治論』」を予定しています。本講座は見逃し配信もありますので、これからのご参加も大歓迎です。
peatix.com/event/5089593
10月16日は小森真樹先生の「ミュージアムと歴史修正──包摂と多様性、そして社会のケア」第2回でした。今回は、小森先生が最近行かれたメキシコの話に続いて、イギリス(グラスゴー大学)、アメリカ(オクラホマ)の話が主になりました。
次回11月20日は、第三回「性と階級を修正する」を予定しています。本講座は見逃し配信もありますので、これからのご参加も大歓迎です。
peatix.com/event/5089607
10月15日は中村達先生の「カリブ海文芸史をなぞる:抵抗と創造の系譜」第2回でした。今回は、19世紀末から20世紀初頭にかけてカリブ海地域の覇権がスペインからアメリカ合衆国に移り、世界恐慌なども重なって労働運動が盛り上がる、熱く燃え上がるカリブ文学をご紹介いただきました。
どこかに革新的な中心がありそれが周りに波及していくという慣れ親しんだ形ではなく、それぞれの島からいわば同時多発的に、相互に影響し合いながら脱植民地運動、ナショナリズム、黒人文化復興運動などが立ち上がっていく様を、
フランス語圏とスペイン語圏を中心に、ライブ感たっぷりに語っていただきました。次回11月19日は、第3回「国家を紡ぐ:ナショナリズムと「歴史との諍い」(1950s–1970s)」を予定しています。本講座は見逃し配信もありますので、これからのご受講も大歓迎です。
peatix.com/event/5088430
10月13日は村上寛先生の「ラテン語中級講読7」第2回でした。今回も、ベダ・ウェネラビリス『イングランド教会史』のつづきを読みました。航海中の聖職者一行を、悪魔が嵐を起こして妨害しますが、ゲルマヌスの導きで皆で祈ると、神性が現れて悪魔は追い払われました。
今日は、受講生の一人でカリグラフィを教えている方が、『イングランド教会史』の写本のコピーを見せてくれました。きれいに揃った文字がページにぎっしり詰まっている(スペースを空けない書き方なので)のを見て、手書きで本を作るということに思いをはせました。
次回10月27日、第4回も『イングランド教会史』のつづきを読んでいきます。本講座は見逃し配信がありますので、こからのご受講も大歓迎です。
peatix.com/event/5089689
