マイコン博物館には、時々「この機材は私が設計しました」と言いう方が来館します。
先日「展示している、PET2001、CBM3032、VIC-1001、Commodore 64は、私も開発に参加していました。」と自己紹介された、西村洋一 様が来館されました。
お話しをお聞きすると、大阪に在ったビジコン社で電卓の開発を担当したのが最初の仕事だったそうです。
ビジコン社の大阪に在った電卓の開発製造拠点である「日本計算機株式会社」に、1970年から1974年12月の会社倒産までの約4年間勤務したそうです。
ビジコン社を退社して、当時、大阪に在ったコモドール社の開発拠点に就職して、1975年2月から1987年3月の約12年間はコモドール社で、主にPET/CBMコンピュータを始めとする、マイコン開発チームの一員として、マイコンの設計を担当されました。
PET/CBMシリーズの開発作業の前半は、大阪に在ったコモドール社の開発拠点で開発作業を行い、後半は、日本人の開発チームごと、米国へ移動して開発を続けたそうです。
PET2001の電卓風キーボードの左側に実装されているSANYOのカセットテープレコーダーは、西村洋一 様が、米国で市販されていたSANYOのカセットテープレコーダーを改造して実装する方法を設計されたそうです。
その後、コモドール社で、CBM3032、VIC-1001、Commodore 64、マックスマシーンの開発に参加されました。
先に公開した、ビジコム社が設計/製造を行い、東芝へOEM提供した電卓「BC-1627」の図面と、コモドール社 CBM3032の図面は、西村洋一 様ご本人が作成した図面です。
1970年代から80年代にかけては、今のようなCADによる設計製図システムは無く、ドラフターと呼ばれる製図台に紙の図面を乗せて全て手書きで作成したそうです。
コモドール社の社長だったジャック・トラミエル氏がコモドール社を退社して、アタリ社を買収して社長に就任した時に、西村洋一 様は、ジャック・トラミエル氏に誘われて、アタリ社へ転職したそうです。
アタリ社に転職してからは、ドキュメントセンターと呼ばれた部署で図面および技術文書の管理業務を担当されたそうです。
西村洋一 様は、ビジコン社、コモドール社、アタリ社という、マイコン革命の中心地で活動されました。
西村洋一 様のご厚意により、ビジコン社、コモドール社、アタリ社で開発されていた機材と、当時の関連資料を寄贈いただける事になりました。
第一級の歴史資料となります。
紹介写真は、西村洋一 様より寄贈いただいた、コモドール社 CBM3032です。
ご自身で設計された製品を、今まで大切に所有されていたそうです。
2番目の写真は、西村洋一 様より寄贈いただいた、コモドール社の社内組織図の一部で、PET/CBMシリーズの開発部門の組織図です。日付けは、1979年7月です。
日本人技術者のお名前が開発担当者として掲載されています。
T・モリ、T・イワタ、N・アオジ、A・フジヤマ、Y・ニシムラ(寄贈者の西村洋一 様)
3番目の写真は、西村洋一 様がドラフターを使い手書きで設計されたCBM3032のケース部分の設計図です。西村洋一 様より寄贈いただきました。
4番目の写真は、ビジコム社にて西村洋一 様がドラフターを使い手書きで設計され、ビジコム社から東芝へOEM提供された電卓「BC-1627」の図面です。西村洋一 様より寄贈いただきました。
右下に「金型着手可」の印が在り、実際に金型が作られ、量産に使われた図面で有る事が解ります。重みが有る図面です。
マイコン革命から半世紀が経過した2026年になり、伝説となった、ビジコム社、コモドール社の図面や、社内組織図を収蔵出来たのは、奇跡のような出会いのお陰でした。
貴重な技術遺産資料を寄贈いただき感謝いたします。
歴史的機材、資料をお持ちの方へお願いです。
多くの方に役立ちますので、
私蔵・処分以外の第三の選択として寄贈のご検討をお願いします。
重複、不動品でも役立ちます。寄贈をお願いします。
寄贈可能な機材や本をお持ちの方は、マイコン博物館の予約フォームの「通信欄」に「予約ではなく寄贈連絡」と表記して、寄贈内容をご記入いただき送信願います。
DMは受信できません。
ぼっち・ざ・ retweeted
えっ‼️おお㊗️iPhone Duoの配送が大幅に早まったようです。なんと発売日の10月23日に変更となってます。ほんとか❓手が震える…(笑)
#mactechlab
マイコン博物館には、時々「この機材は私が設計しました」と言いう方が来館します。
先日「展示している、PET2001、CBM3032、VIC-1001、Commodore 64は、私が開発しました。」と自己紹介された、西村洋一 様が来館されました。
お話しをお聞きすると、大阪に在ったビジコン社で電卓の開発を担当したのが最初の仕事だったそうです。
ビジコン社を退社して、当時、大阪に在ったコモドール社の開発拠点に就職して、コモドール社のPET2001の開発に関わったそうです。
PET2001の電卓風キーボードの左側に実装されているSANYOのカセットテープレコーダーは、西村洋一 様が、米国で市販されていたSANYOのカセットテープレコーダーを改造して実装したそうです。
その後、コモドール社で、CBM3032、VIC-1001、Commodore 64、マックスマシーンを開発されました。
コモドール社の社長だったジャック・トラミエル氏がコモドール社を退社して、アタリ社を買収して社長に就任した時に、西村洋一 様は、ジャック・トラミエル氏に誘われて、アタリ社へ転職したそうです。
西村洋一 様は、ビジコン社、コモドール社、アタリ社という、マイコン革命の中心地で活動されました。
西村洋一 様のご厚意により、ビジコン社、コモドール社、アタリ社で開発されていた機材と、当時の関連資料を寄贈いただける事になりました。
第一級の歴史資料となります。
紹介写真は、CBM3032のケース部分の設計図です。西村洋一 様より寄贈いただきました。
AI を使っていると生成物として markdown で記述されたファイルができることが多いですが、これらをそれなりの見栄えで印刷・PDF 化できる CLI コマンドを Codex で作りました。Mac 用です。Finder の Quick Action に登録すれば簡単に印刷できてちょっとだけ便利です。 github.com/rok-git/Print_Mar…
姉妹品で、PDF ファイルに簡単なスタンプ(「極秘」とか「電子保存(参照用)」とか)を押して印刷するものもあります。 github.com/rok-git/Print_Wit…
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